
「作りの指針と自分の輪郭」
一つ一つ作っていると、
これをこのまま続ければ先は見える。ということと、
いや少し冒険をしてみるか。という岐路がある。
決断させるのは、行先をどうしたいんだという自問。
この一つ一つ積み重ねる自問が作品の表情となり作りの指針となる。
一つの作品だけにではなく、
自分の好みという考えであるのかもしれない。
作りたいから作るというシンプルなこのことは
複雑なほど絡み合いほどけ、素になってゆく。
たどり着きたいところは僕の中にある光景。
探り進みながら作品にこぼしている感じはする。
不器用なのだろうと思う。
いつの日にかはたどり着くかなと楽しみ作り続け生きている。