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  • これは、温度のグラフ。そのときのデーターを残します。
    余白には天気、などを出来るだけそのときの状態をメモしておきます。
    窯焼きも終盤にかかると
    眠気との戦い。。とほ。
    分単位で睡眠をとるものの、
    残り15~30分がもっとも・・・。
    気が緩むんでしょう。なんだか年々、
    目覚まし時計の存在がありがたく思う。

    とはいうもの、二便たる窯へ向け、釉薬掛け終了。
    土物の釉薬掛けは手がかかるのです。
    かすかな照り狙うすれすれの濃さを求めるから余計にかも知れません。

    イメージとセンス。後は経験のエッセンス
    あくまでもさりげなく


  • 後は神任せ。
    釉薬も掛け、詰めも終わりいよいよ本題の焼きに入ります。
    自分ができることはここまで、出来は窯の中。神様にゆだねます。


  • 段取りのはなし。
    ここから、出し、水拭き掃除。
    棚に差し、新聞紙等で誇りが落ちないように。
    水にあたるのは「切れ」を見る&釉薬のフィット感向上。
    で、乾燥しきらないうちに釉薬を掛けてしまいます。

    これは作品の間に挟み、湿気を逃がしやすくする
    小道具。右端はアルミナボウルなるもの。
    少しでも通気しやすいようにという小道具たちだ。
    注)残留水分3パーセントといわれ
    素焼き時この湿気を徐々に取り除かないと
    作品が破裂する。

    詰め方でどうにでもなる話でもあるが
    パツパツ状態での窯詰めには重宝。
    またその熱源(窯)によって作品に当たるカロリーが
    異なるため、その窯窯で詰め方も異なる。
    産地では素焼きの詰めで技量がわかるといわれています。

  • いろいろあるさ。
    素焼きの窯が冷めるまでの時間を使ってサイトを作ってみた。
    毎回のことだが何かしらが用意されている。
    神様は何を導いてくれるのでしょうか。。
    困難はとてもシンプル。。
    前回、★炭化焼成 途中漏電と
    なってしまい、大物作品をぼつとした。。
    また、その焼成に入る前、ゼーゲルコーン(物体のカロリーを測る温度計)で
    焼きを見定めるのだが、炉内にあるはずその姿が。。。
    今回素焼き前に窯のメンテナンスから。。
    灯油窯で生火での炭化焼成は
    いろいろな面で面倒だ。漏電を引き起こしたであろう送風機。
    心臓部を分解、などなど。。
    コレで構造をすべて理解。・・・と、窯の神様に感謝。
    ハプニングはそのとき困難でも必ず答えは微笑んでいるものです。
    ・・・これで焼きが又進歩しますしね。
    いろいろありましたがあふれるほどの作品、素焼き終了です。
     設定温度でたおれる、コレも焼き物だ。
    ★炭化焼成とは
    還元落としとも呼ばれる焼成方法。  
    通常の焼成方法(酸化、還元)では、
    完全な酸化状態で冷ますので釉薬表面 はきれいな状態で焼き上がり。  
    炭化焼成は、冷ます時も窯のなかを還元状態。
    釉薬表面 や焼き締め部分に炭素を定着させる焼成方法。

  • ・・・いきなりですが本焼きの窯だし。
    山頂がやっと見えてきました。焼成時間34時間。

  • 水分を抜く「あぶり」・・・釉薬ののりを良くする。
    生地に含まれる炭素などの有機物を焼ききる
    「煤きり」・・・不純物をなくし本焼き時、釉薬を冴えさせる。
    それぞれその温度に関係します。
    自然乾燥。。十分乾燥させて水分は2%残留。
    窯中にも湿度があり、温度の急激な「上昇」や
    「偏り」がセーブせれるとはいえ、
    ゆっくりと温度をあげていきます。
    200度近辺は付着水が。
    (分子レベルで土組成分と結合している水分のこと。)
    300~500度では結晶水が。
    (土の粒子と水分が結合したもの)
    と。それぞれ放出。(あぶり)
    この後は土の結晶構造の変化などなど。
    ・・・気が抜けない昇温。
    この魔の領域を抜け、待っているのが「煤きり」
    炭素、有機物が燃えきる800度。
    そう。炎が赤からオレンジ色の変わるころだ。
    結晶水、付着水と。
    または熱膨張による生地われ、化粧はげ。など。
    素焼きには危険がたくさんあります。
    後付けのようなこの知識。
    昔の陶工は・・・と思い巡らせて今回は終了。

  • このわずかな隙間。
    棚板(焼成時に組む板)からの
    輻射熱も利用したいのでこの薄さ。
    あるとないのとでは大違い。
    必ず欠品なく焼ける必殺。

  • 自然乾燥に入ります。
    この待っている時間を使い、
    素焼き用の窯道具つくり。
    板物のキーは水分。
    焼く際、いかにその水分を飛ばし、
    芯まで均一に焼けるかが難関。
    一般に板物はその扱いと
    火の通りを考え立てて焼くのですが、
    今回は、エッジにまでつけた化粧土の剥げ、
    欠けを避けたいので
    寝せて(置いて)焼きます。
    ・・・そのための一工夫。
    以前紹介した道具。
    2センチ角のレンガチップ。
    これを敷き、焼きます。
    ・・・さてこの後どうなるのだか。