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RENDEZ-VOUS

「心あたたまる時間」ぬくもりのうつわ3人展
2017.9.29(金)~10.10(火) 10;00〜18;00(最終日17;00)水木休廊
桑原哲夫(粉引)、井銅心平(三島手、刷毛目)、町村勝己(黒陶) 同時開催「真綿をまとうショール 本場結城紬 奥順」

▶︎一草庵 〒444-0008 愛知県 岡崎市洞町東前田10-3 TEL0564-26-4851
▶︎当アナウンス記事はこちら

  • 自然乾燥に入ります。
    この待っている時間を使い、
    素焼き用の窯道具つくり。
    板物のキーは水分。
    焼く際、いかにその水分を飛ばし、
    芯まで均一に焼けるかが難関。
    一般に板物はその扱いと
    火の通りを考え立てて焼くのですが、
    今回は、エッジにまでつけた化粧土の剥げ、
    欠けを避けたいので
    寝せて(置いて)焼きます。
    ・・・そのための一工夫。
    以前紹介した道具。
    2センチ角のレンガチップ。
    これを敷き、焼きます。
    ・・・さてこの後どうなるのだか。

  • 化粧土でタッチを入れます。
    生地土は半乾き。
    ここに「トロトロ」の化粧土で表情を載せてきます。
    感じなければいけないのは
    乾き具合いの差。・・・板と化粧土の。
    化粧の水分を生地が吸い、
    生地が割れるか、
    または化粧が割れてしまうかの決め所。
    「この按排で」に導かれ・・・決まった。

  • 切り出しておいたパーツの貼り付け。
    ・・・今回は「軽さ」も視野に均一な
    厚みを持たせるため裏はくりぬき済。
    さて、この張り合わせ。
    「パーツ」と「板」のやわらかさ(水分量)
    が同じほどでないと・・・必ず欠品する。
    表情をソフトにしたいのでパーツ上面を
    目の細かい鋸刃で引っ掻く。
    ・・・あくまでも焼き上がりをイメージしながら。

  • 板物の接着
    これは払い落とした削り土。
    この土を使い、土と土を接着する
    水溶き土(ドベ)をつくる。
    このドベの固さは「味噌」ほどの固さ。
    さて、このドベの硬さ。
    その水分量が反りや亀裂にかかわるので要注意。
    今回は張り合わせ面の広さ、無理の利かない
    板物であることを考慮。「硬」限界点のドベで。

  • 生地の水分を落ち着かせている時間を使い
    重ねつける各パーツの切り出し。

  • 大物タイルのつくり
    今回その接着はモルタルでなく接着剤。
    建材タイルは数多く作ってきたが
    「接着剤で」には初対応だ。
    一般にモルタルで貼り付ける
    タイル(小型外壁用)のうらは幅、深さ5~6㎜の溝。
    さて・・今回は「2㎜幅1㎜深」の溝で対応だ。
    この溝が焼成時、自然乾燥時に役立つ。
    ・・・乾燥の話は後として。。
    上部の溝はガイド。仮止めの際引っ掛け、位置決めのよりどころだ。
    裏の細工。・・・これはかくれたポイントだ。

  • 生地の肌を荒らし、想う雰囲気にむけて。。
    後に化粧土という白い土を塗ります。
    その際に効いてくる生地の荒らし。
    ・・・引っ掻くだけ引っかき、次の作業で
    上に乗っている「ぼそぼそ」の
    引っ掻き「かす」を刷毛で払い落とす。
    ポイントは「次の作業で」。
    ・・・この時間差で、引っ掻き目を
    つぶすことなく作業が出来る。
    Tool:鋸刃。今回はクラフトテープを
    切るテープカッター。

  • 仕事の進め方は水分管理。
    ひたすらこのことだけ。
    作業をしたら、ビニールを掛け、水分を全体にまわす。
    手間数が多いのが板物つくり。
    また、作業できる固さは限られ、湿り気たっぷりの状態でなすと
    後に板土が反りだす。など厄介さを含むのも特徴。